ロングフィンゼブラダニオくん

「ロングフィンゼブラダニオ」と言うのが、うちの水槽に約20匹泳いでいます。

ゼブラフィッシュ、ゼブラ・ダニオ (Danio rerio)と呼ばれ 、インド原産で体長 約5 cm の小型の熱帯魚です。コイ目コイ科ラスボラ亜科オイカワなどに近い魚で、成体の体表に紺色〜黒っぽい縦じまがあるので、シマウマにみたてた名前がついています。

この鰭の長い改良種です。

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生活環が3か月で、寿命は5年程で小型種としては長寿な方でしょうか。水中を活発に素早く泳ぎ回ります。あまりに活発で、水槽の上蓋を忘れると、帰宅時に床の上で☆になっていたりする事もあります・・・温和なので他魚種との混泳も同程度のサイズの魚となら特に問題ないようです。雑食で飼育も簡単な魚です。

更に、どんな熱帯魚よりも表層〜下層と様々な所に定位し、給仕時は、流芯脇に定位し、流下する餌にライズします。特に人工飼料ではなく、ミッジサイズの虫を投下すると渓流で見るようなライズのミニチュア版を観ている様です。虫により、ライズフォームが変わる所も面白いポイントで、反転しながら捕らえたりもします。

もちろん、そんな魚を毛鉤作成やテストに参加してもらわないわけには行きません(笑)自分と同サイズの毛鉤にも果敢にアタックしてきます。そう言う毛鉤は、ヤマメ、イワナを相手にした時にも好反応を得ることができ、特にライズを狙って釣る様な場面で魚に見切られ辛い毛鉤のように思います。

リリーパイプと言う、排出口をエアレーションするように、このような形で設置すると、

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ちょうど流れ込みのようになり、反転流と流心からその周りの様子などを観察出来ます。流れ込み付近に毛鉤を投入し、一度、魚が下流側に下ってから咥える姿や下層から急上昇して水面で毛鉤を咥える姿などなど、観察することができます。少しでも適切な流速、深度でないと咥え切れないようですね。

うちの水槽で、主役!鑑賞や色々な面で活躍中のロングフィンダニオくんでした。繁殖にも挑戦中!