K-Cupに参戦してきました!−2−

昨日は疲れてしまい、即日アップできませんでした。更に、雨であまりカメラを出せず、釣りに集中しすぎて撮れず、写真があまりありません(汗)

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生憎の雨と、思った以上の増水に白濁りも入る状況。

受付を済ませ各自用意された名札(名前とHN入り)を手に取り、身につけ、しばらく談笑していると、フとある事に気づきました・・・

f:id:petauro:20140330223004j:plain槇尾(立川のM)!!!???

初めて、お会いになった方などは、この方があのキングコブラか!と思われたでしょう!!!???(写真後方にボケているのはキングコブラ嫁)

本当は、磯タモの導入と言う戦略まで被ってしまったトクさんでした。

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レッドスナイパーならぬ、レッドキャッチ!だそうです!!!

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巻座を決めるくじ引き。皆で一つの為に感が良かったですね。宮崎ロッドさんがテンカラで出場する!?と言う情報もありましたが、都合により出場されませんでした。

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各自、白い紐を持ち、散けると計測所に魚を持ち込む用の袋に、毛鉤用ケースと番号が入っていました。自分は「9」番目で、斜め前にフライで高名な方、左にトクさん、右に優勝候補、スピードタイイングNo.1を争うであろうキングコブラMさんと小次郎さんに挟まれるポジションと、いろいろな意味で精神力が試されるポジションでした。

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開始前に大会概要の説明や自己紹介などがありましたが、時間に余裕があったため、主催者判断で突然のスタート!となりました。周りは気にせず、用意した手順通りに巻いていきます。が、下巻きを終え、一つ目のマテリアルを乗せ始めた頃に、キングコブラMさんと小次郎さんが、圧巻のスピードで巻き終えフィールドに出て行ってしまいました(大汗)自分の用意した毛鉤のタイイング行程とタイムから予想すると、30秒くらいだったかと・・・誰もがビックリしたと思います!!!

二人から遅れをとる事、数分で3番目に駆け出しましたが狙いのポイントはすでに埋まっていて、更に増水により他のポイントも消えている状況で、壊れかけたプランを再構築すべく一度、最下流から釣り上がり様子をみてみましたが、巻き終えた方々がぞくぞくと降りて来て釣り座がほぼ全て埋まっていました(大汗)

管理棟下に戻って来た時に、スタッフEさんに「デカニジが出ました」と言われ、半分冗談かと思いましたが、開始わずかか数分で決勝魚が上がっていたとは!!!!

この先、熱戦中だったため写真がありません(笑)!!!

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 小雨が降り、途中から本降りになり、どんどん増水し、濁りも白からコーヒー牛乳色に。さらに落ち葉も混じる厳しい状況に。

大物に絞り#6のウーリーバーガーのみで挑みましたが、一度ウーリーを見切り、タイイング会場へと戻り、#8の4xヘビーワイヤーの針にタングステンBH、タングステンラバーを仕込んだヘビー級MSCとフォロー用に#16の逆さを仕込み、再度フィールドへ。

小物には目も触れず、ヘビー級MSCで探ってみました。この日は、瀬に出て底で何かにライズするデカニジを1度見ただけで、このトクさんに教えて頂いた個体は毛鉤に見向きもせず流速的にも難しい場所に定位して底をみているだけ・・・デカニジの場合、姿が見えないと釣り辛いものです。次に見たのが、白泡の所で水面近くまで来て反転した個体で、下の写真、奥の白泡の切れ目と左中央の沈み石の後ろ辺りでした。色々な流し方で探るも、反応を得られず、諦めてポイントを移動しようかと、後ろの岩に立て掛けていた磯ダモの方を見る時、その視線の移動中、視界に一瞬デカニジの姿が飛び込んできました。

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近過ぎて灯台下暗し!状態でした。

 下写真の左の大きい石とその手前の二つの沈み石の間に、まるでウツボのように定位していたのです。

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そユックリと抜き足差し足で磯ダモを手にし、いつでも伸ばせるように準備し、しばし様子を見てみました。石の下から急深になっていて手前の砂利の浅瀬に何かを啄ばみに出て来ては、元の位置へ戻るを繰り返していました。

コレはチャンス!!!でした。これを逃すと後が無い。毛鉤の投入点、流し方(川底コロコロ)、魚の出てくるタイミングを計らい、毛鉤を投入。毛鉤をコロコロして行くと、デカニジがヌッと出て来て、毛鉤をハグハグしました!この穴から出て来てからハグハグの間、まるでスローモーションでした。アワセのタイミングやその後のやり取りまでイメトレ通りにでき、ネットインでしました。f:id:petauro:20140330223009j:plain

顔は、すご〜くカッコいいオスなのですが・・・尾ビレがとっても残念な個体でしたでした(汗)計測値は、49cm 

その後の、大渕で定位するデカニジを発見し、キングコブラMさんと狙って見るも、反応すらしてくれませんでした。時間、流す方向、ナチュラル、ドラッグ、逆引き、トゥイッチなどの上下、平行など思いつくありとあらゆる事を試して見ましたが、周りのお供が釣れて時間切れ。

開始早々の決勝魚を上げたキングコブラMさんの58.5cmには遠く及ばずの2位フィニッシュでした。

表彰式ででは、様々な賞品があり、幻のイチゴをゲットしたキョージさん。

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当に太っ腹な事に、その後皆に分けて頂きました。粒のサイズと味と、とても美味しかったです! 

イチゴと小次郎さん。

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キングコブラMさんと同程度のタイムでBHピーコック胴にハックルまで巻いたスピードは圧巻でした。

 皆さん、タイイングスピードだけで無く、靴の脱着など、色々考えていておられ、とても楽しい大会でした。来年こそは優勝を狙ってまた一年精進します!

 戦いの後、雨も上がり綺麗な青空が。

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 更に増水しコヒー牛乳と化した日原川。小枝に幹、落ち葉などとても釣りになる状況では無く、魚も緊急避難と見え、竿を出して見るも反応は得られませんでした。

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主催して頂いた、チーム釣り天狗、頑張照蔵さん、TTCのスタッフの方々、K隊長、出場された方々、この場で申し訳ございませんが、ありがとうございました!!!