やはり渓は良いですね。

約半月ぶりの投稿です。イタリアの風ならぬ嵐が吹き荒れていましたが、生きています。この半月間、釣りはもちろん毛鉤巻もグリップ弄りも何も出来きずウズウズしていました。毛鉤の弾数も少ない中、我慢の限界で出撃してきました。

何時も、それ程早く行くことは無いのですが、世間一般はお盆の連休中にあって先行者を警戒し、4:00歩き出しを目標にしていましたが…4:30過ぎました。駐輪場には車が3台……

駐輪スペースを目指しているとき、支流に入る毛鉤会のナベさんと会いました。途中までご一緒させて頂きました。

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 ナベさんと分かれて更に上流を目指して歩きました。足取りは登りなのに何故か軽く感じます。林道を外れ登山道に入ると、前夜の雨で先行者と思われる鮮明なフェルトソールの足跡が…

沢通しに歩いていると、その先行者のであろうゴミが。前夜が雨だったのにもかかわらず、紙製の箱(ゆで卵)が濡れてなく綺麗な状態。誰かわかりませんが良く無いですね。回収しておきましたが、追いついたら一言いってやろうかと思いました。

しばらく歩いた所から竿を出しました。

連日攻められ、先行者があるためか普通のポイントでは反応が悪く、居ても走られたり、毛鉤にビックリされたり。

少し釣り上がると、綺麗なヤマメがつれました。

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この日は、グリップを改造して手書きロゴのNeo Tenkara LT36 SE zoom。 この竿での初ヒットです。

写真を撮っていると視線を感じて振り返ると、後ろにガマの親分が睨みを効かせていました(笑)

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 苔むして、緑が綺麗で、涼しくて、最高です。

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 こんなに綺麗なヤマメが釣れて!

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早起きして、歩いて寝不足も疲れも抜けて行くようです。

側線周りとヒレの赤味が強いヤマメも釣れました。秋に向かっているからでしょうか?

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枝沢を覗いて見ると、入り口からイワナ3連発!

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少し行った所の枝沢の入り口でもイワナ2連発!しかし、こちらは2尾ともバラしました。

 本流筋の谷を釣り上がるも白濁りが目立ち生命感に乏しい感じで魚影も見えず退渓。

登山道周りに溢れる興味深い生き物を観察しながら下りました。

登山道脇に生える立派なキノコ!

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キノコが本当に沢山のありました。ほとんどが毒キノコでしょうが、よくわかりません(汗)

林道でも沢山の生き物達に出会いました。

こちらはアオダイショウ。死んだように動かなく、爪先で突ついても微動だにせず、しつこくやっていると舌をペロペロとして突然、すーっ!と逃げました。

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もっと立派で色味も青黒い感じの如何にもアオダイショウと言う奴はカメラを構えてしゃがんだ時に穴の中へ逃走されました(汗)

こちらは、ヤマカガシ。この他に数匹見つけました。一番発色が綺麗な個体で日向ぼっこ中。

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草むらにいるのでゲーターなどを装備していないと誤って踏んでしまった時にガブリとヤられると後でたいへんです。

この他に、尻尾のエメラルドグリーンも鮮やかなカナヘビなど爬虫類好きにはたまらない生き物や、綺麗なカラスアゲハが群がる様を観察したり、猿と遭遇したり、人以外のカモシカや鹿、熊の足跡や糞を見つけて一人でキャッキャしたり(笑)とても楽しい釣行でした。

 晴れで、ほんの少し雲が差し掛かった時に雨、水温16℃。

釣果はヤマメ4、イワナ3、バラしが記録的な7尾。