「第44回・毛鉤研究会」に参加してきました。
昨日は、毛鉤研究会に参加してきました。
TTさんに乗せて頂き、TTCに着くと既に釣りをしている方もちらもほらと。談笑の後は、研究会の始まりです。
今回のお題は、フラッタリングカディスと、その使い方。
個人的には、約1ヶ月少しぶりとなる毛鉤巻き。スカスカになってしまったメイン使用の毛鉤を巻き貯める事も。
と、お題の説明も一通り終わった頃、一人の女子中学生が登場。見学か何かと思っていると・・・突然登場した女子中学生は、剣羽根の巻き方を教わりたいと言う!
女子中学生が剣羽根・・・!
代表の説明を聞き見逃さないと言う超真剣な眼差し。
林間学校でフライとタイイングを経験しハマり、有名メーカー主催のスクールにも参加しているのだそうで、K管釣場で、圧倒的にテンカラが釣れたと言うこともあり、テンカラへ転向したらしいのです。
ついでに毛鉤ケースを見せてもらうと、そこには驚愕の毛鉤群が・・・ほとんど始めたての初心者とは思えない、ミッジピューパやガガンボなどなどなど・・・
と、驚いていると、今度は女子小学生が登場!
こちらも、慣れた手付きで毛鉤を巻くではありませんか!その集中力、瞳をキラッキラさせて。
二人の作った毛鉤を見て驚きを隠せない会の強者達。
吸収力の凄さを目の当たりにしました。
そして、釣り場に降りてフラフラと釣り歩いていると、中学生の☆は☆ちゃん!見事な石化けから、キャスティングとライン取り!更には、この後に岩に隠れながらの移動と、初心者とは思えません。
自分も、持って来た金剛セキレイや別誂金剛・布袋竹握りにいろいろなラインを取り付け、キャスティングの感じと実釣でのイメージを確認しつつ、ニジを釣り重ねました。
炭火で焼いたマスを食べたく、3尾捌いて串刺し、赤く燃える炭の上に焼べました。
こちらの小4ちゃんは、自分で作った毛鉤で釣った魚を炭火で焼いて、ランチに食すと言う贅沢中!
もう病みつきになったことでしょう!末恐ろしい女子2人です!
自分もお昼を食べた後は、K閣下にヤマメポイントの流れ込みを教えて頂きそちらに毛鉤を放って、奥多摩メイン使用毛鉤をカウントダウン で沈め、そこから得意の誘いをかけるとグワっと出ました!
尺は無いですが、28、9cmでマルっとした見事なイワナが出ました。
青っぽい背中に赤っぽい側面に最初はニジかと思いましたが、ウネウネローリングにイワナか!?と思うとやはりそうでした(笑)目の上にメイクしたかのような青が印象的な1尾。
撮影床を確保し魚を横たえると、何処からともなく濁った水が斜面から流れてくるわ、突然、海岸のように波が押し寄せてくるわ、折角トクさんを呼んでの撮影会と思ったのに満足に撮影出来ず。別誂・金剛 布袋竹握りと撮ろうと思った時に、押し寄せた波に合わせてバシャバシャっと流れの中にスーっと消えて行きました(汗)
ポイントを教えて頂いたK閣下は、最後に大淵で見事、超綺麗なスレッカラシヤマメを釣り上げられていました。
皆が釣りをしている時は、デッキでタバコをフカシて観察し、皆が釣りをやめて上がった頃を見計らってここぞと言うポイントから出す。勉強になります。
今回の研究会は2ヶ月ぶりですが、とってもとっても刺激的でした。
帰りは、TTさんと好日へ寄って、山道具のプロ、御岳のHさんにいろいろ教えて頂き、釣行時の昼食用にカップヌードル(シーフード)と皆がオススメちらし寿司を購入し、帰路につきました。それとザック補修用アイテムも(前回燃やしてしまって穴が・・・)次回の釣行が楽しみです。
研究会の様子は、こちらからもこちらからもどうぞ。
・21世紀生まれのテンカラガールズ(第44回毛バリ研究会) | 吉田毛鉤/吉田毛鉤会