マイクロ逆さ毛鉤。
久しぶりに、マイクロサイズのミッジ逆さ毛鉤を巻きました。
シーズン中、初期の頃こそポケットに入れて行きますが、盛期ともなると出番が無いので巻いていませんでした。これからの季節は、ユスリカに代表されるミッジの独壇場となる場面もありますね。
Fish On鹿留などヤマメやイワナを釣っても良いエリアでは、スレッカラシの魚相手に最後の手段としても使えますね。もちろんシーズン初期や、何を投げても反応してくれない魚に対しても効果が期待出来ます。
・マテリアル・
- フック→TP77 #32
- スレッド→TMC 16/0 THREAD+
- ハックル→オーストリッチ、ハール
ヘッドからボディまで、すべてをスレッドで作っています。#32のフックサイズに合うハックル素材となると、なかなか無いもので、ぎりぎりパートリッジやカケスに使えるサイズの羽がありますが、やはりファイバーの短いオーストリッチのハールが巻きやすく仕上がりもキレイに出来ますね。
#32と言うフックサイズになると、フッキングの問題や強度の問題も出てきますが、KenCubeのTP77やTP88と言ったフックは、細くて小さいのにフッキングが良くバラシも少なく丈夫と感じます。アイが小さいので0.4号がぎりぎり通り、尺くらいまでなら、わりと強引にやり取り可能です。アイの大きなGamakatsu C12-BMと言う、最小#30と言うのもなかなか良いもので、バーブレス加工が必要ない事も嬉しいフックです。
硬調の竿でもバットに、しっかりと乗ってくる竿だとハリスによっては0.1号でもイケますね。超細ハリスでスリリングなやり取りも楽しめます。シーズン中はハリス切れなど以ての外なので、なかなか出来ない事ですが、超細ハリスのミッジ戦法は管釣りならではの楽しみ方かもしれませんね。もちろん、ランディングの練習にも最適と思います。
タイイングにも釣りにも神経を使うミッジの季節がきますね。一度、試されてみるのは如何でしょう!?