「CDCだけニンフ」のタイイング動画<CDC Nymph Tying Movie>
「CDCだけニンフ」のタイイング動画をアップしました。下段に↓↓↓貼り付けてあります。
CDC Featherは、マラードダック(マガモ)の尾脂腺周りにだけ、お尻から生える尾羽の手前、背中側のランプフェザーの下に隠れるように生えています。CDCが初めてマテリアルとして使われたのが1920年だそうです。
CDCは、フランス語で「Cul de Canard」クル・ドゥ・カナール」の略。英語にすると「Ass of Duck」。日本語にすると・・・止めておきましょう。そう言う事もあり、同じ意味でも聞こえが綺麗なフランス語で広まったようです。
ところで、鴨が尾脂腺からだす脂の匂いにマスの誘引効果はあるのでしょうか。釣りキチ三平に出てくるコバルトマスのデカバルトを釣り上げるのに一役買っていましたね。CDCには、その脂がたっぷり染み込んでいるでしょうから(笑)
<マテリアル>
- Hook→Gamakatsu B11-BT #16
- Thread→TMC Uni Thread 8/0 Camel
- Tail→CDC (Dark Brown)
- Abdomen&Wing Case→CDC (Old Yellow)
- Thorax&Legs→CDC (Dark Brown)
動画はこちら↓↓↓
何名かの方にリクエストいただきました。ありがとうございました。
・ソラックス兼レッグ用CDCのツイスト前の準備。
自分はMarc Perit Jeanのマジックツールを使っていますが、その前までは普通のクリップを使っていました。
クリップをストークに沿って平行に挟むとテーパーがきつくなってしまうので、CDCの縁に平行に挟み、クリップと平行にカットします。
厚みは、クリップに挟むCDCの枚数で調節します。
この残りの先端部分をテールとして使っています。
テールとレッグ兼ソラックスを長くとればウイングとして、ありとあらゆるドライパターンにすることも可能です。もちろんこのCDCだけニンフも普通に浮きますので。