小さな蜉蝣#18Tying Movie.

今回は、#18の小さな蜉蝣毛鉤のタイイング動画を撮りました。

・テール付きだと見切られ辛く感じますし、浮かべて使う時の姿勢も良くなりますね。テールの素材は、コックネックのように硬い素材だと弾かれてフッキングが悪くなってしまうように感じるので、細く柔らかい素材が良いと思いコックデレオンのファイバーを使っています。ドライとしてだけ使うなら浮力が落ちてしまいますが、 シビアな魚には有効かもしれません。

・グースバイオットは、表裏の使い分けでいろいろ表現でき、ストリップドピーコックに比べ丈夫で、小さい毛鉤にもってこいのマテリアルです。より大きなフックには、ターキーバイオットやコンドルバイオットが使えます。使う前に少し水分を含ませることで柔らかくなり、巻きやすく、途中で誤って切れてしまうことを軽減できます。

・小さい毛鉤ですとフォルムがボッテリしやすくなるので10/0や14/0、16/0といった細いスレッドを使います。
  • Hook→Gamakatsu B11-BT #18
  • Thread→TMC 16/0Thread+ (Brown)
  • Tail→Coq de Leon Barbs
  • Abdomen→Stripped Goose Biot (Olive Brown)
  • Hackle1→Cock Neck (Grizzry)
  • Hackle2→Cock Saddle (Brown)


小さな蜉蝣編#18 - YouTube

テールは、必要なければ現場で取ってしまうことで、色々に使うことができます。その時には、半沈みのパラシュートのような状態でも使えるので便利なパターンです。