バイスのジョー。

5年くらい前よりダイナキングのバラクーダDXを使っています。

去年の年末くらいから、しっかりホールドされたはずの針が、スレッドのテンションにより滑る現象が多くなってきました。(数年前にも一度あったのでジョーを逆さまにすることで対応出来ました。)
今回は、逆さまにすることも出来ず、どうしようもありません。しっかりとホールド出来ないことからくるストレスは相当なものです(汗)さらに、特有のレバーの「コッ!」と言うホールド音も無くなっていました。
一度購入店で話を伺ってくると、ジョーに溝がある事によりあのホールド性が確保されている事や、押し出して固定する方式なので、押し出されるジョーを止めるリングがジョーより少し柔らかい素材で出来ていることから磨耗によりホールド力が落ちていることも考えられるそうなのです。
帰ってからジョーを観察してみると溝は完全に消失してスベスベの状態でした。そこで、リューターの先の尖ったもので溝を掘って応急処置。これによりホールド性は幾分か確保できましたが・・・丸軸フックのラウンドは良くても平打ちフックのフォージドは滑っていました。
そこで翌週には、購入店に持ち込み、ジョーか、ジョーを留めるリング部分か、それともその他の何処に問題があるのか診てもらい、現在使用中のジョーを新品と比較すると、ジョーのフックを挟む内側はもちろんロックする側の角も無くなってしまっていました。
5年でジョーの交換は早いと言われましたが、年間400本以上巻き巻きしていると大体の交換時期だそうです。ジョーの扱いがガサツだったこともかんがえられますが。

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左の新品と比べるとかなりすり減っています。

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内側の溝なんかドえらい違いです!!!

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まだまだいけるこいつも実は消耗品だそうです。

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その他のパーツに問題はなく、新品ジョーに交換しメンテナンスを施しバラクーダDXの完全復活!!!
そして旅立ちの時が日々近づいてきます。