一人反省会。

昨日は、1mm差で惜しくも2位でしたが、結果は「完敗」でした。

スタートから終了まで、全体で80くらいもの魚が出たわけですが、時間の経過と共にプレッシャーが高まり、さらには、魚の捕食対象が変化すると言う、大会ルールなど、いろいろな要素が絡んだ難しい状況だったと思います。
毛鉤巻きスペースで巻いた毛鉤しか使えないというところで、状況変化と毛鉤や釣り方をアジャストするには、毛鉤を巻くための数分を犠牲にする決断を下す勇気も必要でした。
ちょうど、F1の給油タイムで、路面状況に合わせたタイヤ交換の感じでしょうか。
毛鉤をローテーションせずに大会を通して一種類の毛鉤だけを使うことで、後半戦はかなりの苦戦を強いられてしまったのですが、一種同一サイズのみで釣る難しさの中に、楽しみさえも感じてしまいました。新しい感覚です(笑)

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(大会中に使用したものと同タイプの毛鉤)

もともと、ニンフやイマージャー、水面に落ちた虫を、毛鉤で生きた虫のように演出、操作して釣る事が好きなので、癖になりそうですⓂ︎
個人的には、毛鉤の云々はともかくとして、生きた虫のように演出して釣ると言う、自分の釣りを展開する事ができ、プレッシャーのかかった中で、ヤマメを出すことができたことは、とても嬉しいことでした。

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(別アングルで)

もう一つは「ランディングネット」。
前回大会は、大型魚が入っていると言うことで、それのみに的を絞った結果、磯タモを使いました。
今回大会は、いるかいないかわからない大型魚に、渓流で磯タモは、見てくれ的にも如何なものか?と自問自答した結果、ルアーで管釣り通いしていた頃に使っていた、大きめで、深いネットを選択しました。↓

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しかし、このネットは、抜き上げた魚をキャッチするのに、口径が広く、キャッチし易いものでしたが、深すぎて、手返しが悪すぎました(汗)ネット内で、暴れる魚の針の外し辛さ、網目で絡まってしまったりと…。その解いたりなどの時間で5匹は伸ばすことができたかもしれません。
こう言う、道具の一つ一つにも勝敗を決する要素があると、感じずには入られませんでした。
大会当日、何が起こるかは、わかりませんが、柔軟に対応する事が必要不可欠だったのです。
まぁ、何を書いても負け惜しみな訳ですが、やっぱり悔しいです。
K閣下は、今回の優勝で「将軍」に昇格されました。
次大会は、「打倒K将軍!」を目標に、今大会の反省を克服出来るよう、練習に励みたいと思います。
その前に、せっかく頂いた体重計を使った減量からはじめましょう。