キャスティング練習at黒目川

都会のチョークストリーム黒目川へキャスティング練習へ行ってきました。
水鳥が、たくさん生息するこの川とあって、前のaf-s28mmレンズと一緒に譲り受けた、80-200f2.8の大砲望遠ズームレンズをつけたデジイチも持ち出し水鳥達を撮り始め、数枚撮影してから、ピント確認のためにディスプレイを覗き込むと、「デモモード」と赤字での表示に唖然……
やってしまいました(汗)メモリー用のカードを入れ忘れるという大失態(涙)
項垂れて、ただの重りと化したカメラをザックに仕舞い込み、iPhoneにて撮影。
 
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ばたつききながら遡上する鯉に、ビク!っとしながら様子を見つめる白鷺にウケました(笑)
今日のキャスティング練習は、アンダーハンドキャスト。お忙しい中、駆け付けて頂いたLTL横田さんに一から習いました。
腕を畳んでコンパクトにしないと、竿を振り過ぎてしまい、ラインが飛んでいかない事と、常にラインを張った状態にする事が、意外と難しいです。コレが上手く行くと、竿を少し動かすだけの感覚でスルスルとループが解けて行く様には驚きです。しかも、強風だったのにも関わらず、しっかりとしたループで飛ばすことが出来ました。
しばしば、この「ロード」について練習したあとは、鯉釣り!
新しく用意してきた、「マシュマロパンフライ」を結んで、アンダーハンドの要領でキャスティング練習を兼ねて投じます。もちろん、練習なので、偏光サングラスをせずに、水面の様子から底の形状と魚の付き場を予想し、アタリも繊細に取るれるように工夫します。
しばらくするとヒットに持ち込むことが出来ました。
しかし、デカイ、ツヨイ、鯉に、ハリス極限状態でのファイトをしましたが、対岸の葦の下に入られ、枝に擦った瞬間にラインブレイク。
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そして、2匹目がヒットした時は、LTL横田さんにガチガチファイトで、鯉に主導権を絶対に与えないようにすることを習いました。それはもう、#3ロッドとしては、想像も出来ないほどに超強引なファイトで、正にファイトと言った驚きの連続でした。その時の竿の角度とバットの使い方が大切で、下手をすると竿が折れてしまうからです。しかし、自分が結んだ結束部分が良くなかったようで、ラインブレイク(大汗)
その後、LTL横田さんがお帰りになったあとスレきった鯉達の中、執念のヒット!
ハリスの状態、結束部分、共に細心の注意で用意したので、習ったばかりのガチガチファイトを実践すると、前のように走られずに寄せて来ることができます。
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それは、自分でも想像できないような超強引なファイトにより、丁寧に結べば、結束強度は、いつもの何倍にもなるんだと再確認しました。
ほどなくして手元まで来た鯉ゲット!!!
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しかし、事件発生!寄せてきたのは良かったのですが、ランディングの時に竿を折ってしまいました(大汗)
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ううう…ヘッポコ過ぎる…と項垂れてしまいましたが、生涯保証ロッドだった!少し元気が出ました。
竿も折れてしまったので、もう一つの目的である、テンカラの新しいラインシステムを、数パターン試してみました。
いわゆるアーバンテンカラというスタイルです。
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なかなか良いではないか!と3/14日に実際に使ってみようと思いました。
テンカラ竿であれこれ、トリックキャスト擬きしていると、「釣れますか?」と声がかかり、ビックリすると背中に赤子をおぶって、フライロッドを手にしたご夫婦がいました。
しばしの談笑タイム。何年か前までは、奥多摩の支流によく出かけていたそうな。林道を歩いていると、何回か見かけた電動自転車は、この方の後輩の方だとか(笑)
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それにしても、赤子をおぶって、夫婦で釣りと言うのが、なんとも微笑ましくて良い景色でした。