アンダーバンドキャスト練習会へ行って来ました。

LTL主催で、アンダーバンドキャスト練習会が開催されたので参加してきました。

詳しいアンダーバンドキャストについては、「LOOP ループ アンダーハンドキャスティング | ティムコ」をご覧ください。

講師は、日本のアンダーバンドキャストの第一人者である近藤雅之氏。

肌寒く小雨の降る生憎の天気の中20名近く集まりました。

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 基本から一通り解説があった後は、ポイントを抑えつつの練習。ロッドが、折れてから復活して来ないこともあり、TMCさんの方で用意して頂いた、LOOPロッド GASSシングル 3110-4 を、お借りしての練習となりました。

近藤氏とLTL横田さん、TMCの強者スタッフの方々が診て回り、修正やアドバイスをしてくれます。

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トクさんも参加。

時々、集合して大切なポイントのおさらいと、次ポイントの確認をしながら上達を図ります。

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お借りしたロッドは、11f #3のシングルハンドロッドではありますが、#6や7くらいのズシリとくるような重さを感じました(汗)

いろいろなアドバイスを頂くと、力は必要無い事に気付かされます。

45°くらいまでリフトした後に、アンダーバンドの特徴の一つのハーフサークルというのがあります。

これは、頭上で半円を描くのですが、意識していないとロールキャストのように横に落ちて、縦回転気味になってしまいます。

ここでロッドティップの高さをキープしながら、ロッドに掛かる負荷を一定に保ち、半円を描き、バックキャストの要領でバックストップ。(この時ロッドティップが、ポヨンポヨンと跳ねている状態はNG)

すると、勝手にラインが自分の横に来てラインの先端からリーダーあたりが水面にタッチ。

そのタイミングで手首と腕の角度を一定(45°)に保ったまま、肩を支点に肘を重力に合わせて落とすと、ラインが不思議とスルスル伸びていきます。

リフトをサボっても、ハーフサークルで半円にならず負荷が一定でなくても、どこかで変に力んでも、手首とグリップの開き角が動いてしまっても、上手くラインが伸びていきません。

全てが上手く行ったときは、風にも負けず、力強いループがスルスルと伸びていき、最後に弾けるように解け、超ソフトプレゼンテーションが出来ました。

最後には、ロッドの重さも脱力した状態で扱うには丁度良いと感じる事が出来るようになれました。

怪我をしている左手首では無理があるかなと思われましたが、しっかりとリストを固定できれば痛みもなくキャスト可能でした。やはり、左の方が安定します。ラインが長くなれば長くなるほど、違いが顕著に表れてきますね(汗)

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少しは上達できました。 次回は、秋の開催だそうです。

今日教わった事を忘れまいと、午後からは傘を持って出掛けたので、至る所でリフト、ボディターン、ハーフサークル、ドリフト(リーダータッチ)、シュートと、傘を片手にイメトレしてしまいました(笑)