TTCへ。いい季節になりましたが。

昨日、投稿した前置きがあってのTTCへ到着したのが13:30頃。お昼時でしたので、釣をする前にピッツァ・マルゲリータをいただき腹ごしらえ。

人の少ない時に訪れるのはすごく久しぶりです。前日の雨の影響もほとんどなく、笹濁りとあって釣れそうな気配がムンムンでした。

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風が強かったので、EXシューティングラインを使い釣り開始。

水曜日だったこともあり管理棟より下流側には、TTCのヌシことKショーグンのお姿が!

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驚いて頂こうと、下流へ向かいました。

最下流で満開の藤の花。

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たくさんの水棲昆虫が飛び交い、雰囲気だけはとっても良いのですが、肝心のお魚さん達は、底付近に定位していて浮いている個体は少なく、ニジばかりが釣れました。

そんな中、ちょっとしたポイントにオレンジの印象的な魚が見えました。

普通に流すと見向きもしませんでしたが、黒いニンフ#14を使い誘うとフワフワ〜と浮上して来て喰いました。

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ヒレもピンとしていて放流感がありません。スポーニング?婚姻色!?

試しに、ストマックを採ってみるとヒラタカゲロウのニンフをメインに捕食しているようでした。

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他の越冬組みのニジ達も同じようなストマック内容。

陽も陰ってくると、それまでは見えなかった浮いている個体があちらこちらで見られるようになり、水面ライズまで始まりました。

下流を切り上げ、管理棟下、大渕へ静かにアプローチすると、流れ出し付近にゲートイン完了!と言うようなイワナが数匹確認できました。一番手前に定位していたイワナの筋に、CDCフローティングニンフ#16を投じるとイワナの頭上を通り過ぎようとした瞬間、「あ!ヤベ!」と言った感じで突然毛鉤にアタックしてきました。イワナはこう言う出方をすることが多いと感じます。この鈍臭い感じがまた可愛く、イワナの好きな理由の一つです(笑)

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口先が割れ始めた良型くん。試しにストマックを採取してみると、枯葉で出来たカディスラーバのケースが2個だけ。腹パンパンなので、残りは消化されかけのものが多数と思われます。腹を割いてみないとわかりませんが、大きくなれよとリリースし深みに泳いで行きました。

その次のイワナも同じようにヒットするも、アワセ身切れによりフックアウト(汗)ナノスムースコートの針は扱いが難しいです。鈎会のF1マシーンのようです。

エキスパートゾーンへ向けて釣り上がるもニジばかり、時より見える良型を含むヤマメのライズに翻弄されました。

エキスパートゾーンには、「私的TTC場内好きな景色ランキング」第1位の場所があります。それは、昨日投稿したこちら↓の場所です。

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ここで、減光フィルターを弄ってスローシャッターで遊んで時間を食ってしまいました。

気がつくと、ミドリカワゲラや小さく白っぽいカディスが大量にハッチし始めました。

写真↑右上に抉れた大きな岩がありますが、そこが「ニラ」と言うポイントで、ウェーディング装備なしていくことのできる最上流部です。

ここまでくると、ちょうどライズが始まりました。

それに合わせて、風も考慮してシューティング3.0mにフロロ0.6号1.8mから、レベルライン3号3.6m、ハリスはフロロ0.4号1.2mに変更しました。

この交換の少しの間に、ボコボコにライズし始めました。こんなの初めて!と言うくらいに水面歩行するカディスや落ちたミドリカワゲラに、スプラッシュライズを繰り広げます。足元ではミッジに対して稚魚までスプラッシュ!

サイズ、色共に似たような毛鉤を選び、投じると、毛鉤だけスルーされてしまいます。毛鉤をローテーションしながら、水面を引くと、反応し内1尾を掛けるもアワセ身切れ(汗)やはりナノスムースコートの鈎でした…ナノスムースコートか、普通のコーティングの鈎かどちらかに統一しないとアワセがおかしくなってしまいそうです。

毛鉤を見切られたり、身切れたり、ミスを連発しても、毛鉤を交換する時間で直ぐにボコボコにライズするヤマメ達にヤラレてしまい、結局このスーパーチャンスをものにできませんでした(汗)

しばらく観察してみましたが、流れに合わせてライズする周期がありました。この周期のタイミングに合った誘いを入れると好反応でしたが….いろいろと反省点や改善点があるのでまたリベンジしたいと思います。