奥多摩の渓をご案内?

前々から、釣りに行く山々に興味があり、自然と戯れたいと言っていた同郷のWくん。そして、突然に参加表明したAくんと奥多摩の谷へと出かけてきました。

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2人とも初心者でWくんは管釣りでテンカラを経験しているものの、Aくんに限っては、友達がフライを初めてカッコイイから自分も凄くやりたい!と謎の意気込みとは裏腹に全くの未経験者。装備一式と日釣り券も揃えてやる気マックス!

現地に到着する前の車内から、地元みたいだ!とワイワイ騒ぐ(笑)到着して車外に出ると、マイナスイオンに包まれてテンション上がりまくりの中、謎のポーズで写真撮影会(大笑)

久しぶりの方に偶然の遭遇もありました。いそいそと準備を済ませていざ冒険へ!

道中の湧き出す水や、吹き抜ける涼しい風に感動しながら入渓点を目指します。

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登山道を歩く時の注意を説明するや否や、絶壁からあわや落下と言う。やってくれるぜ(汗)

初めてには、程よい?登山道歩き。ついに入渓点に到着!

足を水中に入れて、冷たいとキャッキャしている中、キャスティングと毛鉤の流し方を説明し、釣り上がり方を一通り説明。

デモで7寸ヤマメが出てくれて釣れ、渓の宝石に感動してもらったところから、WくんとAくんに釣りあがってもらいました。

管釣りとの違いになかなか上手くキャスト出来ないWくん。天然渓流魚の極小シグナルに悪戦苦闘。

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テンカラ初めてのAくん。魚は見えるもキャストに苦戦。しかし、最後には飛ばせるようにはなっていました。これからテンカラでもフライでもたくさん釣って、いろいろ経験して欲しいです。

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思ったよりもかなり多くの魚影や、時よりデカぁ!!!と言う魚影はあるものの、2人の熱意とは裏腹にボでした(涙)

時々、竿を出して「こうするといいんじゃない?」と良型の定位を相手に一撃必釣!カッコいいところを見せちゃいました(笑)

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26cmのヤマメ。こんなサイズが思ったよりも多く目につきました。

キャストでラインが水面に触れた瞬間にサーっといなくなる魚、毛鉤を見て驚くように走る魚たちは、やはり調教されている強者のよう。本当の初めてではチョーキビシイものとなってしまいました(大汗)

ハッチしたコオニヤンマ。綺麗ですね!発見して感動する3人(笑)

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途中、雨も降り出し、次第に大粒の雨となり退渓。と、すぐに雨も上がって晴れ間が見えたので綺麗な滝を見に行き、もう一つの目的の渓ゴハンタイムに。

炊き込み御飯などを調理していると、晴れ間が一転。昼の1時過ぎとは思えないくらいに真っ暗になり、カミナリも鳴り始め、またしても大粒の雨が!

調理途中の炊き込み御飯は中止!半焼けで美味しくもないが、3人で掻き込み撤収!!!

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ただでさえ大粒だった雨が超特大の雨粒となり、川の水面を打ち付け飛沫が上がっていました。こんな中、一人指定持ち物の雨具を持っていない事が発覚!仕方ないので、ザック内具浸水防止用に用意させた大型ゴミ袋に穴を開けて雨具とし下山しました(汗)

登山道も小川と化し、あらゆる斜面からちょろちょろと水が流れる中、細心の注意を払い、歩き、コーヒー牛乳色となる川を渡り、車停めに着くと雨も上がりました。

初めての2人には、1日でいろいろな事が凝縮されたものとなってしまいました。

本流も濁流と化していました(大汗)

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ここ何年かで話題のゲリラ豪雨ですが、もはや下痢来豪雨ですね。やめてもらいものです。温暖化で熱帯となっている証拠ですね。

しかし、同行の2人は、これに懲りずにまた行きたいと言っているので一安心か(笑)

明日は、キッズのテンカライベント。いずれ、テンカラやりてぇ!と言ってもらえるような指導?ができるか心配です。緊張してきました。