雨の中の遠足釣行。

先日、TTさんと遠足釣行へ行ってきました。

天気予報通りに霧雨が降るなか、ヘッデンを灯して4:00過ぎに歩き始め。

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気温低下により涼しく歩けるも、レインウエアを着ての歩きは暑い!

雨の日ならでは?なアズマヒキガエルが登場してくれました。パンパンでまるっとして愛らしい体型の可愛いやつですが、将来的に絶滅の恐れのある準絶滅危惧種に指定されています。

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長い歩きもあっという間に入渓点へ到着すると、準備を済ませて交互に釣りあがりました。

しかし、ここぞ!というポイントでは反応なく、エゴやエグレをしつこく責めても反応なし...

1尾目を吊り上げるまでの時間がかなり長く感じました。しかし、まだ作成途中とは言え新たに拵えてきた竿での1尾は嬉しい!

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時間の経過とともに、状況は改善されるだろうかと安易に考えていたものの一向に変わる気配のない雰囲気に、始めから通して使っていた#8の毛鉤から#6の毛鉤に変更し、食欲に訴えかけるようなアピール重視の毛鉤に変更してみるも大した反応を得られないまま時間だけが過ぎて......(汗)

降り続く霧雨に濡れた葉が大粒の雨を降らすので、カメラを出す勇気が出なく写真もろくに撮れずに、釣れない中でのメンタルダメージからくる負の連鎖を避けるべく、カメラがビチョビチョになく覚悟で長時間露光で遊んで気分転換。

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大物思考で#6サイズの毛鉤を使用していたのにも関わらず、おチビが普通に食ってきた!毛鉤と頭のサイズがほとんど一緒じゃん!?

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むむむ。。。と手持ちで最小だった#10の毛鉤にサイズダウンして、いつも良型が付いているところをしつこく攻めるとキタぁぁぁぁ!!!確実に尺は超えているその魚体と鮮やかな黄色の腹が見え足元まで寄ってきたところで、ランディングネットを弄った一瞬。針が外れた......

悠然と流れの中に戻っていく大きな魚体がスローモーションのように、長い時間に感じて......次の瞬間、狭くて比較的浅いポイントだったこともあり、姿を消した岩のえぐれにネットと手を突っ込んでみるも、姿形が消えてしまっていました。どこかにドコデモドアが仕込まれていたに違いない。

これで、集中力が切れてしましたが、最後まで釣りあがって昼食を摂り、コーヒーで温まって下山開始!

と、帰りはモリアカガエルが!こいつも可愛いやつですが、こちらは、近い将来に絶滅の危険性が高い「絶滅危惧種IB類」指定されていて、もしも絶滅でもしたらイワナの発育なんかにも大きく影響してしまうんではないか?

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記録的貧果に終わってしまったものの、かなりの達成感があるのはなぜだろう。

TTさんは釣られていたので、いろいろ試行錯誤して次に備えたいと思います。

連れて行っていただいたTTさんに感謝です!