イワイイワナ系パラシュートを巻きながら。

あの有名なパターンを巻いてみました。イワイイワナ(1G)です。最近は、ほぼ3パターンの毛鉤に集約され、何処でも3パターンのみになってしまっていました(汗)

あの有名なプロタイヤーの岩井 渓一郎氏が、主にイワナを釣るために考案したテレストリアルパターンです。現在は4Gまであるようですね 。

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これまで様々なパターンを巻いてきましたが、このパターンを巻くのは初めてです。完成フライを見ればマテリアルや巻く工程は、おおまかに把握できます。

しかし、実際に巻いてみると微妙に工程が違ったり、マテリアルのチョイスが違ったりして、思った完成形に至らない事が多々あります。更に、YouTubeなどでタイイングの全行程を動画で見たとしても、自分の思う完成形になることが少ないです。何本か巻く事で微調整し、思った完成形にして行きます。この時は、ピーコックハールボディを丈夫になるからとツイストしましたが、そうしてしまうと、その後のフロスでリビングする時にピーコックのファイバーは綺麗に立たず、フロスも均一な太さでリビング出来なかったり、アブドメンの始まり箇所だったり、ウイングポストの位置だったり・・・写真の毛鉤は、全く実用の範囲内ですが完成満足度はまだまだです。

こんな事をしながら「コピー」や「真似」は、大切だと改めて感じました。テンカラの竿、ライン、ハリス、タックル構成、キャスティング、流し方、ポジション取り、アプローチ、釣りでもタイイングでも、なんでも真似て見る。後は、お魚さんたちに聞いてみる。

そうしないと、消化、吸収出来ないとイワイイワナを巻きながら思ったのでした。

嗚呼、消化吸収が早くなりたい。

あと何十本か巻いた頃に吸収出来るはず・・・できるかな?・・・できるといいな・・・