シュっ!と一吹きシリコンスプレー

ドライタイプの毛鉤にはコレです。呉工業の「シリコンスプレー」!毛鉤のために使っています(笑)

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ドライフライタイプの毛鉤を作ったら、小さい袋に入れてシュっシュっと吹きつけて数時間漬け込み浸透させます。多量にスプレーするとマテリアル同士がくっついたりしてしまいます。(CDC素材での使用はNGです)袋から取り出し乾燥させて毛鉤ボックスへ。

現場で、フロータントのように使うのでなく釣行前に施します。普段からドライをメインで使っている訳ではないのでこれで十分です。フロータントも併用すると不沈毛鉤と化すかもしれませんね。ジェルや液状タイプは塗り方によりシリコンの膜を剥がしてしまうかもしれません。

ウレタン系のフライ専用コーティング材などもありますが、ウレタンは自然環境下で分解される過程で有害分質に分解されていくそうです。環境や魚などへの影響を考えれば、最終的に砂、水、、二酸化炭素に分解されるシリコンはほとんど無害と考えられているのでシリコン系が良いと思います。

そんなシリコン素材の「シリコンスプレー」ですが、裏面にはしっかりと「シリコーン皮膜により金属はもちろんゴム、プラスチック、木、紙など、さまざまな素材の滑りをよくする潤滑・離型材です。また、ツヤ出し、防水にも効果を発揮します。無溶剤たいぷのためさまざまな素材に使用できます。」と書いています。

さまざまな素材・・・防水・・・と。しかもシリコンは水に浮く。(比重≒0.97)

もう使うしかありませんね!?