待ちに待ったあの竿が今。

この竿「金剛せきれい」は、もう何年も前から欲しくて欲しくて、JSY狭山ヶ丘店に行くたびに振らせて頂いていました。

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ある時、買おうと決意したときには、時すでに遅し。

それからまたしばらく経った今年の4月頃に、やはり欲しい竿だと言うことで注文する事にしました。その時は納期に4月末頃とのことでしたが・・・4月末になっても連絡がなく5月に入り、メーカー欠品で納期が5月末になると連絡があり、更に、5月末を過ぎ6月に入ったところで6月末になると連絡が来ました。まぁ気長に待とうと思っていた6月末。「出荷しました」と、突然の連絡がありました。

メールに記載されていた荷物の追跡番号から配達日時の指定をしようと思案していると「ピンポーン、ピンポーン!宅配便でーす!」と。玄関を開けると長い、丁度、竿の長さくらいの筒状の箱を持った配達の方が、サインしてと。

???え???伝票を確認すると、購入店名が!注文時、備考欄に「出荷時、配達日時指定」としたのに・・・この時、幸運にも家に一人だったは内緒です(汗)もしこれが見つかった時のことを想像すると冷や汗がでてきますね(大汗)

この竿の特徴の一つ、この桐の握り。削り出したそのままです。

あまりに剥き出しなので塗ってしまおうかと思います。その前に桐について調べてみました。

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桐の木は、樹木の仲間ではなく「ゴマノハグサ」科ノーゼンカヅラ属に属する「草の仲間」なのだそうです。 草の仲間なのでストローのように幹の中心部分に穴が開いていて、そこから地中の水分を吸収します。そして、約15年前後でやっと成木となるそうです。世界的にも、バルサ材に次いで2番目に軽い桐は、樹木とは組織構造が違い、組織内に水分を通しにくいため、通常の使用状態で材の中まで水分が浸透することは無いので、汚れも中までは染みないという事に。熱伝導率も樹木の中で最低の数値。引火しにくく、多少のキズや凹みでも復元する力を持っていると言う、驚きの材だそうです。

こんなグリップの金剛せきれいですが、やはり実釣を考えると削れたり土でヨゴレたり・・・やはり少し塗ろうと思います。

ともあれ、何事も無く押入れに収まったのでヤレヤレでした(苦笑)