イワナその生態と釣り。

イワナその生態と釣り。(神秘のイワナの謎を探る)

〜幽谷に生息し、その神秘性から『幻の魚』と呼ばれるイワナに迫る〜

イワナを釣っているうちにその愛くるしい容姿と、有る意味でつかみどころの無い不思議な感じが魅力的で、その中でも大物に焦がれるようになりました。

サイトで、フィーディングレーンを流しても反応しないと思いきや、「ハッ!」と気付いたように、下から突き上げるよに喰って来たり、反転流から流芯に引き込まれて流下する毛鉤を肩まで追ってみたり、止水のような反転流で頭の近くに落とすと反応しないのに、遠目に落とすと「あ!いいもんみっけた!」と言う感じでスーっと喰いにきたり…などなどなどなど…ヤマメ以上にそれぞれの個性を感じます。

もっとイワナのことを知りたいと思っていろいろ調べている時に見つけた1991年4月初版のANGLER'S SCIENCEシリーズの一冊です。現在は、新品で手に入れるのは難しいかもしれません。そんな自分もAmazonで見つけました。他にヤマメ(アマゴ)もあります。渓流魚として一括りにしたないで、それぞれに特化しているところがまた素敵です。80〜90年代は、音に紙に何でも良い物ばかりですね。

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この本は、イワナの分類、生態、環境、釣り、保護・増殖・利用と生物科学的な所から、魚、自然目線のバイオトープの施工などについて、0.2秒についても触れていて、今の出版物では見られないような濃い内容です。

イワナの好みの地形などの参考にもなります。

釣り行かれない間、卓上で勉強し大物に出逢えるよう備えることにします。