ズーム加工した燕翔LT36SVの竿栓作り。
27-30-33-36のズーム加工を施した燕翔LT36SVの竿栓を作り始めました。
何か良い素材を求めてホームセンター数店をうろついてみましたが、加工の楽そうなものがありません。
塩ビ管には、ぴったりサイズもありましたが、ちょっと見ため的にNGですね(汗)
そこで、加工はあまり楽ではありませんが、ブナ製の木管を購入してきました。
長さを合わせて切り出し、木管の内径を竿の外径よりやや細めの木工用インパクトビット12mmで拡張し、丸棒ヤスリで少しづつ拡げ、微調整しながら、栓としてぴったりはまるようにします。
角になっているところは、ヤスリで大胆に削ぎ落とし、ペーパーの#100-#240-#400、精密ヤスリを使い、丸く柔らかい感じになるように加工しました。
これで、一応は竿栓としての形は完成しました。しかし、まだ「栓」にはなっていません。まだ、筒抜けの管のままなので、栓の栓としての何かを見つけてくる必要があります。
木や竹は、加工が大変です。その分、温もりがあって好きです。既製品でも、自分仕様にカスタマイズすることで、より一層の愛着も湧いてきますね。ちなみに、穂先を9mm切り詰めて、回転リリアンではない普通のリリアンに変更してあります。
そして、こちらの塗りなおし中ワンタッチランディングネットのグリップに描いたヤマメのワンポイントに目を入れました。
この1mmに満たない点一つで、黒地に金と銀という重苦しい色使いにポップなテイストが入りました。
この点のために、またあと三日は乾燥させます。新うるしを原液で使う場合は、厚くなってしまうので、その分乾燥時間を長くしてやる必要がありますね。