魚が掛かったあと…「あっ!」のその後に。

キャストし上手くポイントに毛鉤を落とす。次の瞬間、想い描いた通りに魚が毛鉤を咥える。
至福の瞬間です。
しかし、ランディングするまで気が抜けません。
この間には、アワセ切れを起こしてしまったり、身切れを起こしてしまったり、針が外れてしまったり、様々な残念な事があります(汗)
「あっ!」と思ったのも束の間、次の瞬間には、解き放たれたテンションにより、バックキャストのようになり、後方や上方の木々に喰われてしまったり、ラインがグチャグチャになってしまう事が多々あります。
開けた渓でも、そう言う時に限って木などが張り出していたりしますね。しかも、一緒にいくつかの残置ハリスがあったりして、皆一様なんだなと思ってしまうところもあったりします(笑)
一度、悔しい思いをしたのに、輪を掛けて来ることなので、その後の集中力を削がれてしまいかねません。
そこで、バレてしまったことはしかたないと諦めて、木に喰われたりグチャグチャになってしまう前に処理してしまいます。
「あっ!」となっても、冷静な状態でフォワードキャストのように、無理やり強めに竿を90°くらいまで振り下ろしてしまいます。
その時に、円や楕円を描くように振り下ろすことで、後方にフリーな状態で飛んでいくラインを強制的にコントロールします
大きなワイドループにする事で、ライン同士がぶつかってしまうことも防止し、前方にラインを置く事ができ、トラブルを防ぐ事ができます。
トラブルは、なんでも集中力を削ぐことに繋がるので、そうなる前に回避したいものです。
魚は次にも釣れると信じて、冷静に処理できるようにしていきたいですね。