メインの毛鉤を巻きながら。良き毛鉤とは?
メインで使っている毛鉤を巻き貯めました。
キャスティング練習のかいあってか、1釣行でのロストは1、2本と以前に比べれば格段にロスト数が減りました。
しかし、針先がにぶったりしてやむなく役目を終える毛鉤もあり、ストックがだいぶ減っていました。
この毛鉤は、自然渓流か管釣か、ヤマメかイワナかニジマスかなどを問わず、年間を通して使用する、1日を通して使うこともあるメインの一本です。
がまかつB11-B#16に、シルクスレッドのダークブラウンとゴールドリブが濡れた時にとても良い感じ。リブが弱いシルクのガードにもなっています。
ブラウンサドルを7回、グリズリーハックルを4回、計11回、圧縮し、たっぷりと巻いた蓑毛は、T字に浮かぶパラシュートのようにも使え、水をガッチリかむので水面から水中での安定性も良く誘いのコントロールもし易くなり、ウィードガードのように枝や葉に喰われ難くなっています。
さらに、裏面の白っぽい方をアイ側にして巻く事で視認性も向上され、魚から見た時は変に白っぽいということが無いようにとしています。2wayや3way好きが出た欲張りな?毛鉤です(笑)
これを巻きながら良き毛鉤とは?なんだ?と思いました。
人それぞれ、フィールドによっても違うものですが、やはり、第一に簡単に巻く事が出来る。そして、第二に釣れる!がとても大切な要素ではないかと思います。
一本10分もかかるような凝った毛鉤も巻きますが、そういった毛鉤は、思い入れ?も強く、量産し辛い事もあり、ここぞと言う場面以外では結べない事がしばしばです(汗)あまりに凝ったものほど釣れない傾向があるようにも思います。
自分にとって良い毛鉤と言うのは、有名なパターンや高名な方の代表作、その他、様々な毛鉤を様々なマテリアルを駆使して真似て作り、使ってみる事も大切です。
タイイクング技術の向上だけでなく、自分の釣りで使うにあたって、何が良くて何が合ってい無いのか、さまざま事が分かってきます。
そして、良いと感じたエッセンスを自分の毛鉤に昇華させる。これがまた楽しくも大切なことだと思います。
自分の毛鉤も一つの完成を見たようなところはありますが、まだまだ発展できると思っています。渓、渓魚たちがいろいろ教えてくれます。ワクワクが押し寄せてきます。
日曜日は、この毛鉤を持ってホームの裏手側の秩父方面に出かけてみようかと、地図を見ながらにやにやしています(笑)