都会のスプリングクリークで鯉釣り

先日なんですが、ちょっとだけ時間を見つけて、都会のスプリングクリーク黒目川で鯉釣りしてきました。

久しぶりに訪れたんですが、緑が生い茂って水系昆虫のハッチもたくさんあってオイカワなんかのライズもたくさんありましたよ。

そんなオイカワを狙うテンカラ師を橋の上から。

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ベンチに座ってゆっくりしてから、少し下流へ移動して川べりに降りると、編笠を被って雑魚釣りの人も。

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平日だったのに混んでますな。

さらに下流に移動して草むらの中で準備しまして、そっと覗いてみたんですが、手前にいた鯉に見つかって、サーっと対岸へ移動されてしまいましたよ。

一度、川から離れまして川を観察していますと、カワセミが行き交って、鵜は緊急放送用スピーカーの上で羽を乾かして、対岸の公園では鴨同士がグァー!グァー!と喧嘩して、幼い子供が「喧嘩しちゃダメぇ!」と、なんとも微笑ましい光景。

鯉の行動も観察していますと、定位する組みと回遊組みがあるようでして、回遊組みを狙うことにしたんですよ。

先頭を泳ぐ鯉がリーダーのようでして、1番大きく警戒心が強くて、少しでもドラッグが掛かったりでもすれば完全にスルーするし、ハリスの位置が鯉の進行方向に対してサイドからダウンになる位置にないと確実に警戒されるし、しかもわざとハリス側を泳いで体表で触るようにくねらせて、確認して触れた瞬間にバシャッと逃げるんですよ。

そして、口で毛鉤をちょっとだけ咥えて確認するやつとか、喰った瞬間に吐き出すやつまで、そのタイミングなんてヤマメより早いんじゃないのか!?最初から警戒して吐き出す前提でしょうね。可能なら最短何秒なのか検証したいものですな。

そんなこんなで、あれこれと工夫しまして、なんとかナイスビッグ1のランディングに成功!ストーキングはやっぱり1番大事ですな!

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前に買ったトライアングルネットでは、頭しか入らない極太なスレ野鯉の圧倒的なパワーときたら…!

その後は、一筋のパターンが見えてきたこともあってあまり時間を置かずに2尾目をヒットするもケータイを持って動画を撮りながら遣り取りしていましたら、ウィードの中に潜られてフックアウト…3尾目は葦の中に入られてフックアウト。あいつら何処に行けばフックを外せるのか知っているような気がしましたよ。

と思いつつ川を見ていましたら、ニホンイシガメが水中の石に付く何かを喰っているじゃありませんか!

亀オタとしては、野生でニホンイシガメが都会に生息している事実に驚きですよ。流石は都会のスプリングクリークといったところでしょうかね。

もうGWだし、藤の花も咲いてるし、沢の中に行きたい衝動が抑えられなくなってきてしまいましたよ。