今季初陣!寝坊につき転戦…
目覚ましは?鳴ったか!?鳴ったはずなんだけど......
なんでか風邪っぽくて高級ゼナと高級ユンケルを補給して寝たら、だいぶぐっすりを寝てしまったようで、予定よりも2時間遅れの4時、満を持しての今季初陣へと出発!
奥の奥の方へ、片道3時間半ほどの歩き工程を遠足の気持ちで行けばいいさと、気楽に車止めを目指して快調に走るもあちこちのある駐車スペースには、車!車!!車!!!轟!!!!
車止めに到着しましたら、なんと既に車4台とバイクが2台も新設されたゲート前に止まっていましたよ!どれも何かしらの釣り関係のステッカーが貼ってある...分かりやすいのがね……
しばし止まって考えましたよ。気軽になんて言いましたけどね、やっぱり目的は釣りなんですよ。やっぱりUターンしままして、下ると時間的にちょうど開門となる渓に転戦することにしたんですな。
水曜日っていうのは、週末並みに人多いですな。平日だと火曜定休、水曜定休の会社て多いですもんね。今までほとんど金曜休みで釣行して来た身としては衝撃的でしたよ。
いつもの駐車スペースに到着すると、1人の餌師が!少しお話しすると下流から入られるとのことで、区間被らなくて良かった(汗笑)
ケータイで急遽の行き先変更報告をした時に、毛鉤会のくり坊さんが先行されているとの事だったので、餌師とくり坊さんの間を釣り上がりました。
久しぶりの感じに慣らしながら、遡行していきますが、対奥用に用意した仕掛けでは、空間にフィットしていない感が否めなく、毛鉤も大きいのか喰って来るもののなかなかマメヤマメでは食い切れないよう。奥仕様に荷物を減らしたのが仇となったかたちか…
それでも一生懸命#10に巻いた毛鉤を咥えてくれたヤマメちゃん。
腹ぱんぱんで食いしん坊なんでしょうな(笑)
それにしても今までいなかったところに沢山いたり、魚影を見つけては毛鉤も入れずに観察していると、ヤマメの新たな一面を垣間見ることが出来て楽しかったですよ。
滝に直面する毎に斜面を這いずり上がって登山道へ出ながら上を目指すと、ある所から足跡発見!きっと、くり坊さんだろうと抜足差足忍足。
下の方からこんにちは(笑)
急遽ご一緒させて頂くことになり、竿を出させて頂くと三角コーナーから流心下へ入った所でアタリ。7寸強の良型が出てくれました。
谷間に陽が差し込んで、温い風が吹き始めると、虫のハッチも活性化して辺り一面虫だらけの状態に、くり坊さんの振り込むドライに好反応。
途中、初めて見たキノコ?を発見。馬と言うか牛のような顔に見えて谷間に向かって、なんだ?なんだ?と覗き込むような感じにみえてなかなか興味深いものでしたので、帰宅後に調べてみると「ギンリョウソウ」言い、キノコではなく花植物なんだそう。しかも、葉緑体を持たず光合成が必要ない上に、土から栄養を摂らないで、木に寄生するキノコ菌と自分の持つ菌を反応させて、キノコ菌の宿主の木から栄養を摂ると言うなんとも複雑な植物なんだそうな。
自然を満喫しながら遡行して、キラキラとキレイなヤマメにうっとりして。
急遽ご一緒させて頂いたくり坊さんに感謝です!
竿:渓愚スペシャル32pro
ライン:FC投げ2号3.3m、ラインシステムFC2.5号3.3m
ハリス:GMFX0.8号1m