少しだけ突っ込んだキャスティング2

今回は、キャスティングと竿の調子よる違いなどです。釣り味とか魚を掛けた後の取り込みなどは全く考えないでキャスティングについての事だけです。

テンカラの竿には、大旨5:5の軟調から7:3の硬調まで表示がありますよね。

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「○:○」とみますと、曲がる位置を示していると思ってしまうんですが、硬い一本の棒のどこを柔らかく作ってあるかと言うように見るようにすると、また違ったイメージとして捉えることができますね。

例えば5:5なら竿の真ん中を中心に全体が曲がりますので、元竿側と穂先側は少しだけ曲がりますよ、という具合ですね。7:3だと、穂先側は良く曲がるのに対して元竿側はほとんど曲がらないといえますね。そして曲がる時は「 : 」を中心といたしまして細い方から段階的に曲がっていきますよ。

これがキャスティングにどう反映されるかと言いますと、穂先の軌跡がラインの軌跡に反映されるというところから、5:5の竿ですと、竿の中心から曲がりまして、穂先と元竿の方は、あまり曲がりませんので、図の赤の星で示した曲がるポイントから穂先までの距離があります関係から、穂先ブレの影響がなくて真っ直ぐな軌跡を描き易いですよ。

反対に7:3の竿ですと、穂先に近い方から曲がりまして、図の赤の星で示したポンイントから穂先までが近いこともありますので、ちょっとした力加減の影響が出やすいことがありまして、穂先ブレやが起こり易く、その影響がラインの軌跡にも現れ易いんですな。

しかしですね、7:3の竿の場合はですよ、元竿の方が硬いとは言いましても曲がりますので、硬い=反発力が強いともいえますよ。7:3の竿で元竿側を曲げるように振ることを意識して振りますとね、僅かな動きとチカラでコンパクトにキャスティングできるようになりますね。

5:5の竿は、良く曲がる事で竿に掛かる負荷を感じ易くてですね、タイミングも取り易いこともありまして、軽いレベルラインでも容易に飛ばす事が可能になりますね。しかしですよ、反発力は7:3、6:4の竿に比べれば弱くてラインスピードを上げてやる必要がありますな。最近の竿では、きちんと調整してテンカラ専用に設計されているので、フルオートマティックで何も考えずに誰でも簡単に完璧にラインを飛ばす事ができるものが多いですよ。

7:3の竿は、シューティングラインや撚り糸テーパーラインのように重めのラインを使った時のほうが、元竿側を曲げ易いし竿先も安定しますよ。

しかしですね、7:3の竿には「LT」(レベルラインとテーパーライン)と表記してある事が多くて、比較的軽量なフロロのレベルライン(3号)にも対応しているとことになりますので、この場合ですと、特に元竿側をしっかりと曲げて、竿先を安定させるようにコントロールしなくては、綺麗なナローループを飛ばす事が難しくなってしまいますな。

7:3の竿で元竿側を曲げるキャストの感じが掴めてきますとね、反発力が強いので横の移動が短くても十分に推進力を生む事が出来てラインスピードも出ますのでね、楽にフロロ1.5号のレベルラインくらいまではキャスト出来るようになると思いますよ。

6:4の竿には触れてきませんでしたけども、5:5と7:3の中間の特性ですね。

竿の調子によってキャスティングに多少の違いはありますが、前回投稿した事と、前後の振り動作で元竿側に負荷を感じることで、どんな竿でもどのラインでも同じように振る事が出来ますよ。

先ずは、お気に入りの竿で、重いラインから超軽量ラインまで同じようにキャスティング出来るように練習されてみると良いと思いますよ。

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