20140315養沢へ

養沢へ行って来ました。

7:30頃に受付を済ますと9番目。

上5枚、下4枚とシューズレインガードのフル装備でも少し冷えたので暖炉の前で暖まらせて頂きまして、出撃です。

受付の方は、管理棟下で水温が4℃しか無く、日当りの比較的良い中下流域が良いと言ってくれましたが、綺麗なヤマメを釣りたくヤマメ主体と言う、まだ入った事の無い神谷堰堤上へ向かいました。

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日の当たらない場所には、かなりの残雪がありましたが遡行に支障はありませんでした。ただ自分の水温計では、2〜3℃を示し、厳しいそうな気配が・・・

エリア最上流部まで釣り上がり、ポイントとなったのは日当りが良く比較的水深のある緩い流れ。しかし、そう言った要所には、必ずと言っていいほどニジが陣取り、肝心のヤマメの前に猛攻に合う始末。沈めりゃヒット状態で低水温なんか苦ではなさそうでした。

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その中でも、流芯脇の小さなポイントを丁寧に探ると綺麗な養沢生まれのヤマメが出ました。

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 型は20cmくらいと小さめですが、こういった綺麗なヤマメが釣りたかったのです。鰭の尾びれの大きさが素敵!狸のドザエモンもあったりと、とっても自然渓流感満載の上流域で、もっと暖かくなったらまた挑戦してみたいエリアでした。

手打ちそば・木の小屋でとろろ蕎麦を頂きまして後半戦に備えます。日も射し暖かくなった13:40頃、再び川に降りるとユスリカなどのミッジ類やガガンボ、トビイロカゲロウ、マエグロヒメフタオカゲロウなどたくさんのハッチがあり、比較的フラットな場所では水面でライズまで見られる状態になりました。

これはもう、ドライでカッコ良くマッチング・ザ・ハッチで決めるしかありません。しかも水面でライズするのはヤマメのみと言う好条件!

が、なかなか難しいですね・・・微妙な違いだけで見破られてしまいます(汗)#16ユスリカピューパ→#32ユスリカアダルト→#18フローティンングニンフ→#20茶色のメイフライパラシュート→#26ユスリカピューパ(ブラウンのCDCと視認性悪のポストを少しずつ切り詰めて)でやっとヒットできました(喜)一発で決めるフライの人たちは、やはり凄い!大体コレでしょ、が通じないのがマッチング・ザ・ハッチ?この一つのポイントいくつも出ました。一時間はいたかもしれません。一カ所で粘るライズ待ちのフライマン状態(笑)後方から釣り上がってくる方がいなかったのが救いか。

後は、普通に釣り上がって先行者の後を追う展開でしたが、沈めればどんどん出てくるフィバータイムでした。

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フィーバータイムは結構でしたが、もはやニジは餌取り状態で本命のヤマメにどう毛鉤を贈るかに苦労させられました。

5:30に上がるまで、ニジ20以上カウントせず、ヤマメ13(初標識、チビ含む)、チビブラウン1と爆釣でしたが、課題が山積みです。枝も葉もほとんど無いのにも関わらず、毛鉤ロスト数が異常に多くなった事、魚を見つける目が???になっていると感じた事。すっきりしに行ったのにモヤモヤになってしまいました。コレからの新緑からを思うとヤバいです(大汗)

 装備・竿=水舞40 ・ライン=ミディ3,3 ・ハリス=GM鮎0.1~0.5号、テンカラハリス0.4,0.6号 半ヒロ〜1ヒロ。