燕翔もズーム加工。
K-CUPの賞品で頂いた、ダイワの「Tenkara 燕翔 LT36SV」のズーム加工をしました。
下栓を抜いてみると、とても加工しやすそうでした。各節元に見えるリング状の加工は、固着防止加工でしょうか?
ゴムの角棒をカッターで円錐柱状に加工して、元上竿栓とします。
ズーム加工で、もう一つの大切なフロント側の固定加工を、セロハンテープを使いテーパー状にして隙間をちょうど良く埋めたら、30-33-36のズーム仕様の燕翔が完成!
セロハンテープのように極薄で透明、かつ耐水のものとなると、見つからないのが現状です。
セロハンテープに耐水性はありませんが、一回の釣行でダメになってしまう事はありませんし、雨の日に使っても粘着素材が白色化するだけで、乾燥させればまた使うことが出来ます。この加工自体はとても簡単なので、やり直しも手間と感じることはありません。
ラインを付けて振ってみると、金剛と同じアクションのようで、グラスの含有量の違いからか、より硬く反発力のある感じがして、特に30-33では、フロロのレベルライン2号や3号でのDループを形成するキャストもし易いものでした。
もとから30や33の竿とは全く違い、金剛36もそうですが、これを30-33辺りで使うアクションが、とってもお気に入りです。(バット部分を詰めていくので、7:3が6:4→5:5になっていくイメージですが、いわゆる軟調のフニャフニャした竿とは違います。)
燕翔 LT36SVの最初の印象では、旧NEO TENKARAに近いと感じましたが、振っているうちに全くの別物だと気付かされ、ズーム仕様に加工した次第です。
やはり、1本で3つ美味しいようなズームのロッドが好きなんですよね(笑)
ズーム加工するときの最後の問題は、竿栓をどうするか。
これに合う竿栓を、これから何か考えて、自作しなくてはいけません。アレコレと考えて作るのが、また楽しいのですが(笑)