ガガンボパターン

先日のシャロムの森へ出かけた時に、たくさんのガガンボを見ました。

さらに、石の上に無数の筋のようになっていたのは、ラーバ(幼虫)の巣だったのでしょう。ガガンボタイプの毛鉤を持っていれば、より容易に食ってきたかもしれませんね。フライでは、春になくてはならないパターンのようですが、秋にも有効なのかも。日本だけで1000種以上いるらしく、種の同定は困難なのだそうです。ハッチも水中、水面、陸上と様々。中でも水中ハッチする「ウスバガガンボ」というのがクリーム色系のメジャーなガガンボだそう。

というわけで、それっぽく巻いてみました。

  • Hook→ TMC103BL #17
  • Thread→Venecchi 10/0 (Cream)
  • Abdomen→Stripped Goose Biot (Pale Morning Dun)
  • Wing→カリタ式ヴェインファイバー #002 ライトダン
  • Leg→CDC (Brown)

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奥多摩で見るのは黒系が多い気がするので黒系も巻くことにします。

細身のアブドメンにCDCをハックリングするだけでガガンボパターンとして成立できますが、どうせ作るならということでウイングもつけてしまいました。

ウイングやテールのアリ、ナシは、スレている魚やナーバスな魚の場合、あった方が魚に見切られづらく感じますね。

解禁後の渓に浮かべるのが楽しみです。