またまた、キャスティング練習at黒目川 Vol.3

昨日のキャスティング練習会から遡ること数日、またまた、都会のスプリングクリーク黒目川へ出勤前の二時間だけ、練習しに行って来ました。

この日は寒かったですね。オナガガモカルガモ達が練習場所に陣取り日向ぼっこしていたので、いつもより下流で練習開始。

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テンカラ竿の別誂 金剛てんから 特製布袋竹握りと水舞40も持って行きフライロッドと持ち替えながら、いろいろと試してみたりします。使ったラインは両方共、FC投げフロロ2号。いろいろ試していると、面白いことが出来そうな予感がしました(笑)

ロールキャストの練習をメインに、何かを掴みかけたところで、鯉釣りに再挑戦。

このために、チヌ針1号にレッドワイヤーグルングルン巻きにしたパン的フライを巻きました。

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普通のエッグよりフワフワした感じに仕立てました。

インジケーターを使用したりで、3匹掛ける事に成功するも、全て最初の超パワフル、トルクフルな走りにラインブレイク(汗)毎回、ティペットとリーダーの接続部から切れていた事もあり、結び方を丁寧にしたり、替えてみたり、ドラグを調節したりしましたが…ノベ竿で釣った時には、こんな事は経験したことがなく???でした。

そうこうしていると、LTL横田さんが登場!練習しに来られたそうで、問題について教えて頂きました。

結び方にチェックが入りました。いつも通りに結んだつもりが、細かい点でダメダメダメ状態(大汗)大型やトルクのある鯉などでは、全然ダメだと。丁寧に結んでいたつもりでしたが…ここも基本の「き」からやり直しです。

それから、気を取り直してまたパンフライを数投すると一匹がスーっと寄ってきて、パンフライに寄り添うように泳ぎ、「喰ぇ〜!」と言うと、グワァっと吸い込み、「喰った!」のタイミングでラインのスラックを取るように、フォールを入れながら合わせると、ナイスフッキング!(笑)と同時に上流へ一気に走り始める鯉に、ギュイーンと悲鳴をあげるドラグに、一気にラインを出されました。結び方の改善によりファイト開始。更に、力任せに走る鯉にバッキングラインまで出されたところで一度ストップ。そこでドラグを強めに調節しましました。次に巻き上げようとしたところで、更に上流へギュイーンと走られ、そのタイミングで張り詰めた糸が「パンっ!」と音を立ててブレイク。ドラグを締め過ぎてティペットの限界を越えてしまいました(大汗)スピニングやベイトのリールのドラグ調整との違いを身にしみて感じた瞬間でした(汗)

その後、横田さんは練習へ。自分は、時間いっぱいまで狙ってみたもののスレた鯉達をヒットまで持ち込めませんでした。

帰る用意をして練習中をの横田さんのキャストを見学していると鯉を狙う事に。時間が迫り、もうダメかと思ったラストに、ついにヒット!

こいつもメチャメチャにパワフル!やり取りや取り込みを見学させて頂くことが出来ました。

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観念したかのように見えて、いきなり走り出す鯉。スタミナも相当にありますね。川の鯉だからでしょうか。

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最後にニコパチ写真(笑)上から見ているとあまり綺麗に見えませんでしたが、流石にスプリングクリークの鯉とあって綺麗な黄金色でした。

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今回も、鯉を通していろいろと教えてもらう展開でした(汗)もう「鯉先生」と呼ぶ事にします。

フライキャスティングを学ぶつもりが、釣りそのものを見つめ直すきっかけとなっています。まだ見ぬ大物に、来季への良い準備となってきました。