小渓のヤマメ攻略毛鉤を補充。
GWを過ぎたら梅雨の雨の時期まで減水もあって、どこの渓流もスレっからしヤマメばかりになってるんではないかと思いますね。
そんな中で、この前の初戦も例のごとくスレっからしヤマメと対峙してきたわけなんですが、対小渓ヤマメの毛鉤バリエーションが流れる水の如く渇いていたので補填したんですよ。
メインは串刺し状の毛鉤で、糸通しにセットしてありますから、簡単にチェンジ可能なんですな。これまでとは違って、見た目と強度は一緒ながら、タイイングスレッドは使わずに、ミシン用シルクスレッドだけで簡略化して作る事が出来るようになったので作業時間も大幅に短縮できましたよ。
他は、より大きめで明るめの色を数本づつ。クリーム系などの白っぽいのは効く時には効果絶大でありまして、4種の毛鉤の教えに従って用意すれば魚との出会いの可能性がグググッとアップしますよ。
もう梅雨入りしそうな気配がムンムンと漂っておりますが、イワナの谷二連戦が控えていながらも、この時期はまだまだ陸生昆虫一辺倒とはいかないでしょうし、こんな毛鉤もあると色々に対応できるんではないかとも思っております。
その後は、ヤマメの谷へ釣行予定がありますので、その時は時期的にも特に活躍してくれるんではないかと期待してますよ。
今季初陣!寝坊につき転戦…
目覚ましは?鳴ったか!?鳴ったはずなんだけど......
なんでか風邪っぽくて高級ゼナと高級ユンケルを補給して寝たら、だいぶぐっすりを寝てしまったようで、予定よりも2時間遅れの4時、満を持しての今季初陣へと出発!
奥の奥の方へ、片道3時間半ほどの歩き工程を遠足の気持ちで行けばいいさと、気楽に車止めを目指して快調に走るもあちこちのある駐車スペースには、車!車!!車!!!轟!!!!
車止めに到着しましたら、なんと既に車4台とバイクが2台も新設されたゲート前に止まっていましたよ!どれも何かしらの釣り関係のステッカーが貼ってある...分かりやすいのがね……
しばし止まって考えましたよ。気軽になんて言いましたけどね、やっぱり目的は釣りなんですよ。やっぱりUターンしままして、下ると時間的にちょうど開門となる渓に転戦することにしたんですな。
水曜日っていうのは、週末並みに人多いですな。平日だと火曜定休、水曜定休の会社て多いですもんね。今までほとんど金曜休みで釣行して来た身としては衝撃的でしたよ。
いつもの駐車スペースに到着すると、1人の餌師が!少しお話しすると下流から入られるとのことで、区間被らなくて良かった(汗笑)
ケータイで急遽の行き先変更報告をした時に、毛鉤会のくり坊さんが先行されているとの事だったので、餌師とくり坊さんの間を釣り上がりました。
久しぶりの感じに慣らしながら、遡行していきますが、対奥用に用意した仕掛けでは、空間にフィットしていない感が否めなく、毛鉤も大きいのか喰って来るもののなかなかマメヤマメでは食い切れないよう。奥仕様に荷物を減らしたのが仇となったかたちか…
それでも一生懸命#10に巻いた毛鉤を咥えてくれたヤマメちゃん。
腹ぱんぱんで食いしん坊なんでしょうな(笑)
それにしても今までいなかったところに沢山いたり、魚影を見つけては毛鉤も入れずに観察していると、ヤマメの新たな一面を垣間見ることが出来て楽しかったですよ。
滝に直面する毎に斜面を這いずり上がって登山道へ出ながら上を目指すと、ある所から足跡発見!きっと、くり坊さんだろうと抜足差足忍足。
下の方からこんにちは(笑)
急遽ご一緒させて頂くことになり、竿を出させて頂くと三角コーナーから流心下へ入った所でアタリ。7寸強の良型が出てくれました。
谷間に陽が差し込んで、温い風が吹き始めると、虫のハッチも活性化して辺り一面虫だらけの状態に、くり坊さんの振り込むドライに好反応。
途中、初めて見たキノコ?を発見。馬と言うか牛のような顔に見えて谷間に向かって、なんだ?なんだ?と覗き込むような感じにみえてなかなか興味深いものでしたので、帰宅後に調べてみると「ギンリョウソウ」言い、キノコではなく花植物なんだそう。しかも、葉緑体を持たず光合成が必要ない上に、土から栄養を摂らないで、木に寄生するキノコ菌と自分の持つ菌を反応させて、キノコ菌の宿主の木から栄養を摂ると言うなんとも複雑な植物なんだそうな。
自然を満喫しながら遡行して、キラキラとキレイなヤマメにうっとりして。
急遽ご一緒させて頂いたくり坊さんに感謝です!
竿:渓愚スペシャル32pro
ライン:FC投げ2号3.3m、ラインシステムFC2.5号3.3m
ハリス:GMFX0.8号1m
TTCでトレーニング。
だいぶ体調も安定してきたのでTTCへトレーニングへ!
二ヶ月以上ぶりとあって、緑の新鮮さが新鮮ですな。
午前中は、ちょうどルアー教室が開催とあって、ウェーディング装備をして上流域へトレーニングに。
7寸ヤマメ達が遊んでくれましたよ!
ヒレピンでキレイ。何より素直でイイですよ!
川を徒渉したり、岩のアップダウン、渓畔歩きは、今季出遅れたところを補うためのトレーニング。
TTC場内終了地点でいちど竿を仕舞って、渓歩きにをしながら、時より聞こえる春蝉の声や川の音、緑、水生昆虫観察などを楽しみました。
昼食後は、あちこちで色とりどりのルアーが投げられる中でニジを釣った後は再度上流域へ、将軍様の釣り観させて頂きました。
アワセが決まってパシャっと!!!
帰りには、おくらばせながら年券の準備も完了しましたので、いよいよ今季初陣へいきましょう!
憧れの竿を買うた。
前から欲しかった憧れだった竿を手に入れました。
中古だから仕方ない部分もありますがね、竿銘に大変に思い入れのある部分もありまして機会を逃すまいと狙っていたんですよ。
毛鉤会でお持ちの方のを振らせていただいた時に、大変に調子が良かった感触も残っておりましてね。SEとして現行で市販されていますが、似ているようで全くの別物ですな。
外で振っていましたら抜群のレスポンスに痺れちゃいましたよ。
ゴールデンウイークは全く関係のない生活をしておりますが、それでも釣行チャンスがあったんですが、病気がちで咳が止まらなくてなかなかに辛いものでしたが、最近になって良くなって来たので、そろそろ出撃できるんではないかと、疼いてキャス練にキャス練を重ねておりますよ。
さて、何処に行こうかな。
都会のスプリングクリークで鯉釣り
先日なんですが、ちょっとだけ時間を見つけて、都会のスプリングクリーク黒目川で鯉釣りしてきました。
久しぶりに訪れたんですが、緑が生い茂って水系昆虫のハッチもたくさんあってオイカワなんかのライズもたくさんありましたよ。
そんなオイカワを狙うテンカラ師を橋の上から。
ベンチに座ってゆっくりしてから、少し下流へ移動して川べりに降りると、編笠を被って雑魚釣りの人も。
平日だったのに混んでますな。
さらに下流に移動して草むらの中で準備しまして、そっと覗いてみたんですが、手前にいた鯉に見つかって、サーっと対岸へ移動されてしまいましたよ。
一度、川から離れまして川を観察していますと、カワセミが行き交って、鵜は緊急放送用スピーカーの上で羽を乾かして、対岸の公園では鴨同士がグァー!グァー!と喧嘩して、幼い子供が「喧嘩しちゃダメぇ!」と、なんとも微笑ましい光景。
鯉の行動も観察していますと、定位する組みと回遊組みがあるようでして、回遊組みを狙うことにしたんですよ。
先頭を泳ぐ鯉がリーダーのようでして、1番大きく警戒心が強くて、少しでもドラッグが掛かったりでもすれば完全にスルーするし、ハリスの位置が鯉の進行方向に対してサイドからダウンになる位置にないと確実に警戒されるし、しかもわざとハリス側を泳いで体表で触るようにくねらせて、確認して触れた瞬間にバシャッと逃げるんですよ。
そして、口で毛鉤をちょっとだけ咥えて確認するやつとか、喰った瞬間に吐き出すやつまで、そのタイミングなんてヤマメより早いんじゃないのか!?最初から警戒して吐き出す前提でしょうね。可能なら最短何秒なのか検証したいものですな。
そんなこんなで、あれこれと工夫しまして、なんとかナイスビッグ1のランディングに成功!ストーキングはやっぱり1番大事ですな!
前に買ったトライアングルネットでは、頭しか入らない極太なスレ野鯉の圧倒的なパワーときたら…!
その後は、一筋のパターンが見えてきたこともあってあまり時間を置かずに2尾目をヒットするもケータイを持って動画を撮りながら遣り取りしていましたら、ウィードの中に潜られてフックアウト…3尾目は葦の中に入られてフックアウト。あいつら何処に行けばフックを外せるのか知っているような気がしましたよ。
と思いつつ川を見ていましたら、ニホンイシガメが水中の石に付く何かを喰っているじゃありませんか!
亀オタとしては、野生でニホンイシガメが都会に生息している事実に驚きですよ。流石は都会のスプリングクリークといったところでしょうかね。
もうGWだし、藤の花も咲いてるし、沢の中に行きたい衝動が抑えられなくなってきてしまいましたよ。
fish on 鹿留に行ってきました。
解禁してから未だ沢釣行できていませんが、先日はテンカラ経験者組みと初めて組みとfish on 鹿留に行ってきました。
テンカラ初めて組みは、スリランカから2名の参加で2人ともマイロッド持参という気合いの入りよう!一年中夏のスリランカには日本の様な渓流や渓魚なんていないでしょ。
まるで青いブルースリーの様な出で立ちのラヂオ君は、釣りと言えば餌を付けてひたすら待つ、つまらないモノだと思っていたそうなんだけど、全くの別物ではしゃいじゃって、靴のまま入水して、とても楽しかったそうな(笑)
こちらもスリランカから来たマリンちゃん。管釣りと言えど、スリランカでは無い水と魚に毛鉤で釣ることにハマってしまうそう(笑)
テンカラ初めてのギガ君も、今までの釣りのイメージとははるかに違う、積極的に攻める釣りを楽しんでいましたよ。
テンカラ経験組みもたくさん釣れて、午後から雨が降ってきても皆楽しんでいました。
バランスのとれた仕掛けと投げやすいラインを使えば誰でも簡単に釣ることのできるテンカラですが、まだまだニッチ感がありますね。
この楽しい釣りをたくさんの人達と分かち合いたいもんですな。