養沢へ
背中痛(背中イタイイタイ病と呼んでいる)も大分良くなってきたので養沢へ行ってきました。元々、甘いコーヒーさんと沢釣行を予定していましたが大事をとってキャンセル(涙)。まだ重いザックを長時間担いでの釣りには不安があります。
養沢はロッカーがあるので、ヘルメットなどの余計な荷物はそちらを使わせて頂けるので助かります。装備は、ウェーディングシューズ、ソックス、速乾ズボン、ベストのみ。カメラは、コンデジです(汗)ランディングネットを持って行かなかった事を後で後悔します。
11:00少し前に到着しサンドイッチを食し、コーヒーを頂きながら受付の方とお話。標識ヤマメバッチがあと10個しか無いのだとか!3/1に30個もでて、いつもなら9月まで3.40個残っているのに、今年はハイペースなんだそうです。
12:00少し前に管理棟下から釣り開始。
前傾姿勢にならないように注意しながら、背筋を伸ばした異様なスタイルで釣ります。しゃがむ時もOLさんが落とした物を拾う時のようにセクシーに(笑)始めにニジに相手をしてもらいました。養沢のニジは、鰭も綺麗で体高もありトルクフルな引きが楽しめますね。
尺前後になると、日頃感じることのない引です。
でも、やはりヤマメが釣りたいのです。
ヤマメに的を絞り、この日の課題「毛鉤を代えずに口を使わせる」のためにあの手この手を使いました。
随所でランディングネットを持ってこなかった事を後悔しました。撮影場所への移動中に折角釣ったヤマメやイワナ、ブラウンをポロリポロリポロリ・・・撮影場所の確保移動中に・・・。イワナは結構良いサイズだったのに(涙)あまりいないと言われているイワナですが、今年は結構いました。
ひょっこりひょうたん島釣法(名前長い)で釣り上げたヤマメ。
チビブラウンも何尾か出ました。
肩や小さなスポッとから出て来ます。結構いますね。
粘りに粘って出した良型ヤマメ。
遠目にも綺麗な色で、赤味掛かった印象的なヤマメでした。
ストマックを採ってみました。
小さいヒルのような黒いくの字の物は何でしょうね。
使ったのは、#14のハックルを厚く巻いたダークブラウンのメイフライ風、テール無し。上写真のヤマメの口に刺さっている毛鉤です。
イラスト風に。
自分で撮りながら釣るのはなかなか難しいです(汗)
良型の9寸ヤマメもでました。
このヤマメのストマックも採ってみました。
シャックがメインで、マダラカゲロウのニンフ、ヤゴを食べていました。
こうして時々、釣り上げるとストマックを採ったりしますが、マッチング ザ バッチのためではなく毛鉤作りなどに活かしたいのと興味があるからです。
退渓し管理棟へ戻りました。
管理棟で軽食を食べて残りの時間を管理棟下で過ごしました。ウェーディングシューズからノーマルシューズに履き替え、スレマス相手に課題の練習です。「ひょっこりひょうたん島釣法」の動画も撮れたので今度UPしようと思います。大きなオオヤマカワゲラが水面歩行して捕食されるシーンやミドリカワゲラがユスリカに攻撃されて水面に落下してしまい捕食されるシーンを観察できとても興味深かったです。→(オオヤマカワゲラが飛びながら蚊柱に突っ込むとユスリカが回避するのに、ミドリカワゲラが近づくと、反対に取り囲んで四方八方から攻撃するのでした。たまらず落下し、水面で再飛行準備にパタパタしていると下からヤマメが来て捕食される。決まって捕食はヤマメだけでした)
帰宅しようとバイクに跨がろうとすると一台のカブが!主がカブに跨りヘルメット越しですが、こちらに凄い視線を感じます。
ちょうど、Duft Punkの右の様な感じで、顔がみえ無いまま、よう!と言う感じで手を挙げられました。誰だろう?と不安になり、主がヘルメットを脱ぐと用務員Kさんでした(笑)
オオヤマカワゲラと大量のフタメカワゲラが飛び交う中、談笑出来ました。もう少し暖かくなると夕方は道路一面大きなオオヤマカワゲラで埋め尽くされて、興味深いを通り越してキモい・・・となるくらいハッチしますね。
明日は毛鉤巻き研究会。週に2回も渓に立てるなんてなんて幸せな!楽しみです。