「プラナリア」
自分は、最近初めて知りました。
ヒルやサナダムシと同じ「扁形動物」の仲間だそうです 。 再生力が非常に強く、細かく切っても2週間ほどで完全に再生すると言う驚きの生物なんだとか。
と言う訳で、切ってみました。
切ったそれぞれの部位が何事も無かったかのようにウネウネしたり動き回っています(汗)
そしてマクロで手持ち撮影のため、ピンを確認する為に拡大している時に、やっと正体がわかったのでした。↓↓↓
かわいいヨリ目がある事で、「プラナリア」だとわかった瞬間。目とはいっても光を感じられる程度なんだそうです(明るい所を極端に嫌う性質がある)。100分割すると100体のプラナリアになり、有性生殖と無性生殖をすることができ、さらに次第に腹部がくびれてきて自ら2つに分裂してしまう事もできるそう・・・脳が無いのに経験値として記憶でき・・・分裂して再生しても覚えていて・・・こんな生物がいたのですね!!!。認知症やアルツハイマーのために研究されているそうです。
こいつをどこで見つけたのかと言いますと・・・こいつと言うか、こいつらですね。
家の玄関先にあるバイオトープ3基の内の一つのこれ↑から見つかりました。オモダカとウォーターマッシュルーム、イネ科植物の入った大きい容器にオオタニシ、タニシ、その他巻貝、黒メダカが生息しています。蒸発した分の水を補填してやるだけの中で7年くらいが経ちました。
メダカだけは、数年に一度、金魚店で買って来ます。今年は買ってきて、水合わせのために袋ごとバイオトープ容器に入れて置き、一定時間経った所で取り出したところ、袋の周りに5匹のプラナリアがくっ付いていたのです。
初めは、ヒルかと思い慌てました(汗)直ぐネットで調べましたね。
プラナリアは、ヤマメの棲むような綺麗で冷涼な水のある清流に生息しているそうですが・・・一体何処から来たのでしょうか・・・水道水に含まれる塩素や重金属の量でも生きていけないのに・・・バイオトープ容器の設置時に、容器は中性洗剤でベースの赤玉土は、微塵を振るい落とし水道水で流水洗浄し、容器に赤玉土を入れた後、熱湯を注いでいます。植物の導入時も根を落とし水道水で洗浄、貝類も水道水で泥を出してから導入していますので、プラナリア本体や卵などの混入は、ほとんど考えられません。唯一考えられるのは、イネ科植物です。これは、釣行時に渓流際に生えているものを採って来て、他の植物と同じように洗浄し導入しました。これに卵が着いていたのかもしれませんが・・・夏場の水温は、渓流域の比では無く高くなるのに。プラナリアのメインディッシュは、カゲロウやカワゲラなどの川虫なのに。綺麗な水をキープしていると言う、小さな自然の生態系が出来ていると言う事でしょうか。夏場は、イトトンボも見られますし。
そう言えば、この前釣れたヤマメのストマックのヒルのようなものの正体は、プラナリアだったのかもしれません。
暗い所で釣れたヤマメでしたし。黒や黒褐色のマラブーを薄く小さ目に巻いたような毛鉤も効果的なようですね。
玄関先の小さな生態系に改めて感動しました。